「ミステリーショッパーなら簡単に稼げる」と思っていたあの頃
スキマ時間でお金がもらえる?夢のような副業に見えた
「スキマ時間で稼げる」「未経験OK」「謝礼あり」──
そんな言葉がズラリと並ぶミステリーショッパーの広告を見て、「これだ!」と思ったことがある人、きっと多いんじゃないでしょうか。
かくいう僕も、当時ネットビジネスに憧れて失敗ばかりしてた頃、まんまとこの類の言葉に吸い寄せられた一人です。
でも正直、「これなら自分にもできそう」って思った時点で、もう心が疲れてたんですよね。
情報商材に10万、20万つぎ込んで、「やり切れなかった自分」が増えていくたびに、自信なんて残ってない。
だからこそ、「指定された店で食事してレポート出すだけ」「買い物するだけで報酬がもらえる」──そんな世界に、最後の希望みたいなものを見出してたんだと思います。
「やる気が出ない自分でもできそう」が落とし穴だった
そもそも「やる気が出ない自分でもできそう」って考え方、冷静に見たらかなり危ういんですよね。
僕もそうだったけど、「自信がない」「何も続かない」って自己否定が染みついた状態で、“誰でもできる”“簡単”を基準に選ぶと、ほぼ100%うまくいかない。
ミステリーショッパーって、確かに案件によっては報酬もらえるし、やること自体はシンプル。でも、それって「時間を切り売りする働き方」でしかないんですよ。
やってもやっても積み上がらないし、評価も信用も育たない。ただ疲れるだけ。
そして僕はまた、「向いてない」「やっぱり自分はダメだ」ってループに戻っていく。
今思えば、「ミステリーショッパー 稼げない」って検索してる時点で、本当はもう気づいてたんですよね。
でも、現実を直視するのが怖かった。失敗続きの自分が、「ここでもダメだった」って認めたくなかったんです。
なぜミステリーショッパーは稼げないと言われるのか
報酬は高く見えて、実は“実費”がかかる構造
例えば「2000円の謝礼」と聞くと、つい「ちょっとしたお小遣いになるじゃん」って思っちゃう。
でも、その裏には“商品購入代”や“交通費”“レポートにかかる手間”がしれっと自腹で隠れてたりするんですよね。
しかも、「指定店舗限定」とか「一定金額以上購入必須」とか、よく見ると条件がめちゃくちゃ細かい。
当時の僕なら「ま、いいか」とか言いながらスタバで1000円以上使って、帰り道に「結局プラマイゼロやん…」って気づいて絶望してたと思う。
要するに、“時給換算したら悲しくなる系副業”ってやつ。
しかもその「悲しさ」に、自分の劣等感がどんどん上乗せされていくという地獄ループ。
案件の取り合い・選ばれない現実
もう一つの落とし穴は「そもそも案件が取れない」って事実。
人気の高報酬案件は、ガチ勢が秒速で応募していくから、気づいた頃には「受付終了」ばっかり。
「始めるだけなら無料です」なんて言葉に釣られて登録したけど、ふたを開けてみたら“選ばれる人しか仕事できない”という不都合な真実が待ってる。
それってまるで、ガールズバーで何回通っても振り向いてくれなかったあの子みたいなもんでさ(これは実話)。
こっちは「やる気あります!やります!」ってアピールしてるのに、スルーされ続けるあの感じ。
そのうち、「自分が何者なのか、わからなくなる」ってなるんですよ。
単発ばかりで積み上がらないストレス
仮に運良く案件をもらえたとしても、基本は単発。毎回ゼロから始めて、ゼロで終わる。
やればやるほど“経験値”より“空しさ”が溜まっていく感覚。これは本当にキツイ。
ビジネスの世界って、本来は「やればやるほど土台が育って、成果も拡張していく」ものなんですよ。
でもミステリーショッパーは、“その場しのぎ”の連続でしかない。
まるで、穴の空いたバケツに水を注ぎ続けてるみたいなもので、「あれ、何してたんだっけ俺?」って途中で我に返るんです。
「ミステリーショッパー 稼げない」と検索したくなる人の裏には、たぶんこの“報われなさ”がある。
そしてそれは、かつての僕がずっと感じていた“自己否定のループ”にも、めちゃくちゃ似てる。
ミステリーショッパーに惹かれる人の“共通心理”とは
「自信がない」「何もできない」…その心の隙間に刺さる
「副業」「スキマ時間」「簡単」──
そういう言葉に過剰反応してしまう時って、だいたい心が疲れてるんですよね。
僕もそうだった。「何をやっても続かない」「成果出せない」「人に見せられるスキルもない」──そんな自分にうんざりしてた。
でも、実はもっと根深いのは「もう失敗したくない」って気持ちだった。
これ以上、自分のダメさに直面したくなかった。だから、“誰でもできる”とか“選ばない副業”にすがるように飛びついたんです。
ミステリーショッパーって、まさにそこを突いてくる。「やる内容が決まってる」「指示通りに動けばOK」「評価もされない」
──つまり、自分の存在価値が問われない。
でもそれって一見優しいようで、実はめちゃくちゃ残酷なんですよ。
「あなたじゃなくてもいい」ってことでもあるから。
“自分らしさ”が一切要らない仕事って、やればやるほど空しくなる。
僕もまさにその罠に、まんまとハマってた。
実は、過去の自分も“条件反射で飛びつく側”だった
当時の僕は、行動の理由がほぼ“反射”だった。
「稼げるって書いてある」「自分にもできそう」「怖くなさそう」──それだけで即ポチ。
中身とか構造とか、全然見てなかった。
で、後から気づく。「あれ、これじゃ続かないわ…」「あの人はできても、自分には無理だったわ…」って。
でもその頃にはもう、登録も済んで、教材も買って、時間も労力も使っちゃってる。
引き返せない分だけ、余計に自分を責めてた。
結局、“楽そうに見えること”に飛びつくのって、心のどこかに「もう無理したくない」って感情があるからなんですよね。
それは悪いことじゃない。むしろ、ちゃんと休ませてあげたいぐらいだし、責める必要なんてない。
ただ一つ言えるのは、「自分に向いてないやり方」で無理に頑張るほど、心は削られるってこと。
あの頃の僕には、それがわからなかった。
問題は「ミステリーショッパー」ではなく、“稼げない燃料”だった
承認欲求・義務感では行動が続かない
「誰かに認められたい」「ちゃんとしてるって思われたい」「自分も何かやってるって言いたい」
──これ、かつての僕の“行動の燃料”でした。
でもこの燃料、マジで“すぐガス欠になるやつ”なんです。
最初は勢いよく走り出せるんですよ。「よし、俺も副業やるぞ!」って。
だけど一週間、いや三日もすれば、「なんでやってんだっけ?」ってなる。
で、「めんどくさい」「疲れた」「全然稼げない」ってブツブツ言いながら自然消滅。
僕はそれを何度も繰り返した。
そのたびに「自分は意志が弱い」「また続かなかった」って、自分に罰を与えてたんです。
でも今なら言える。あれは意志の問題じゃなかった。
ただ“燃料”が古かっただけなんですよ。
「納得感」や「本心」から行動する設計とは
じゃあどうすればよかったのか?
答えはシンプルで、「自分の本心にちゃんと耳を傾けること」でした。
「これ、自分が納得してやってるか?」「やりたくてやってるか?」──そう問いかけるだけで、行動の質が変わる。
実際、今の僕が発信してる情報って、
「誰かにすごいって思われたくて」じゃなく、「過去の自分みたいに苦しんでる人を助けたくて」やってるんです。
その気持ちが根っこにあるから、自然と言葉が出てくるし、継続もできてる。
それってミステリーショッパーにはない要素だった。
「自分の価値観」も「想い」も「工夫」も、一切いらない世界。
ただ“言われた通りにこなすだけ”。
──だから、しんどくなって当然だったんです。
行動の“源”がズレてると、どんなに簡単なことでも苦しくなる。
逆に、本心から動いてると、多少大変でも続けられる。
それが今、僕がようやく掴んだ真実でした。
結局、「自分の土俵」を持たない限り、消耗は終わらない
小手先の副業を渡り歩く“迷子ループ”から抜け出すには
「これなら稼げるかも」
「今度こそ、続けられるかも」
──そう思って始めた副業、数知れず。
情報商材、アフィリエイト、転売、アンケートサイト、そしてミステリーショッパー。
でも結果はいつも同じ。
最初はテンション上がるけど、やってるうちに「ん?これ、誰のためにやってるんだっけ?」って我に返る。
そして、「また無駄に時間使った…」って自己嫌悪ループ。
この“迷子ループ”の本質って、「自分の軸がないまま、他人のレールに乗ろうとすること」だったんですよね。
誰かが成功した方法を、理由もわからず真似て、結局「しっくりこない」って言ってやめる。
──昔の僕、完全にこれでした。
「これが自分のやるべきことだ」って思える軸。
「これなら心地よく続けられる」って思えるスタイル。
そういう“自分の土俵”がない限り、どれだけノウハウ集めても、心は満たされないんです。
“自分らしさ”を起点にしたビジネス構築の可能性
僕が本当に変わったのは、「自分が無理なく、しっくり動けるやり方を最初に設計した」ときでした。
成果より、スピードより、「納得感」と「心の満足」を優先したんです。
その結果、ビジネスを「魂の遊び場」みたいに感じられるようになった。
自分の好きな言葉で、自分の伝えたいことを発信して、
誰かの心に火を灯せたとき、「ああ、自分の存在がちゃんと意味を持ったな」って思えたんです。
もちろん、それでいきなり稼げたわけじゃない。
でも、“消耗する副業”から“育っていく自分ビジネス”に切り替わったことが、何よりの財産でした。
副業は、稼ぎ方の問題じゃない。
どこで、誰の土俵で戦うかの問題。
僕はもう、他人の土俵で傷だらけになるのはごめんです。
今すぐ“迷走モード”から抜け出すヒントを受け取って
「誰でもできる副業」ではなく、「自分だからできる働き方」へ。
ここまで読んでくれたあなたは、きっとどこかで「このままじゃダメだ」って感じてる人だと思います。
「もう消耗する副業は嫌だ」「もっと自分らしく稼ぎたい」──そんな願い、僕は痛いほどわかる。
なぜなら、僕自身がずっと“誰でもできる”を追いかけて、何も残らなかったから。
結局、「自分らしさ」が置き去りになってたんです。
でも今は、「自分だからできる働き方」ってのが確かに存在するって、心の底から言える。
しかもそれは、特別なスキルも、完璧な計画も、最初からは必要ない。
必要なのは、「しっくりくる感覚」と「本音に素直になること」だけ。
LINE登録から、あなただけの土俵を見つけるヒントを受け取ってください。
今、僕のLINEでは「ノウハウじゃ動けなかった人のための、本心設計のビジネスヒント」を無料で配信しています。
自分の“しっくりくる軸”からビジネスを組み立てたい人には、確実に役立つ内容です。
“また次の副業探し”を続けるか、
それとも「自分の土俵」を見つけて、心地よく進む側に回るか。
選ぶのは、今のあなたです。
LINE登録から、新しい稼ぎ方のヒントを受け取ってください。
コメントを残す