ふにおです。「行政書士って食えないの?」「資格を取っても稼げないなら意味ないよな」と検索して、ここに来たんだと思います。
結論から言うと、行政書士は「資格を取れば食える仕事」ではありません。でも、仕事がない資格でもありません。 独立後の集客や専門分野づくりまで含めて自分に合うかで、かなり差が出る仕事だと僕は見ています。
だから「行政書士はやめとけ」という声だけで諦める必要はないし、逆に「国家資格だから安心」と決め打ちするのも危ないです。僕なら、合格後の働き方まで想像してから時間とお金を使います。
行政書士は食えない・稼げない?僕なら「資格だけで食べる発想」は捨てます
僕が「行政書士は食えない」という言葉を見たとき、最初は資格そのものの価値を否定しているように感じました。でも調べていくと、問題はそこじゃないんですよね。
行政書士には、法律で定められた業務があります。官公署に提出する書類の作成や提出手続きの代理、権利義務・事実証明に関する書類の作成などが中心で、建設業や飲食店の許可、外国人の在留資格、自動車登録、相続関係など扱う分野はかなり広いです。
厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」も、行政書士が扱う書類は簡単な届出から複雑な許認可まで幅広く、1万種類を超えるともされると説明しています。つまり、「行政書士にはそもそも仕事がない」という理解は違います。
ただし、ここからがしんどいところです。
仕事が存在することと、その仕事が自分に依頼されることは別です。
資格試験では法律や制度を勉強します。でも独立したあとに必要になるのは、それだけではありません。
- どの分野を扱うのか決める
- 依頼してくれそうな人に知ってもらう
- 相談を受けて状況を整理する
- 必要な手続きを調べて説明する
- 報酬を決め、仕事として続けられる形にする
こういう部分は、合格証を受け取った瞬間に自動で身につくわけではないです。
僕は副業で、ここを何度も勘違いしました。教材を買って、最後まで勉強したら何かが変わると思っていたんです。
でも、勉強が終わったあとに待っていたのは「で、誰がこれを必要としてるの?」という現実でした。ゴールだと思って走っていた場所が、ただの受付だった感じです。これ、ほんとにキツかった。
行政書士も似ています。
「資格さえ取れば食える」と考えるより、「資格を取ったあと、自分は誰のどんな困りごとを扱いたいのか」「その人に見つけてもらうための行動までできるか」と考えたほうが、現実に近いと思っています。
なお、ネットで見かける「行政書士の平均年収」も、そのまま信じないほうがいいです。2026年9月時点のjob tagには年収583.3万円という参考値がありますが、同サイト自身が、行政書士だけの統計ではなく、対応する広い職業分類の統計だと注意書きを出しています。
なので、「行政書士になれば年収583万円前後」と読むのは無理があります。
僕なら年収ランキングより、まず「勤務を狙うのか、独立するのか」「本業一本なのか、別の収入源を持ちながら育てるのか」を見ます。ここが曖昧なまま資格勉強を始めると、地図なしで遠出するようなものだからです。
行政書士に興味はある。でも、何年もかけて勉強したあとに「思っていた働き方と違った」となるのが怖い。
その不安があるなら、無理に消さなくていいと思います。むしろ最初に持っておいたほうが、変な勢いで一本道に入りにくいです。
僕自身、この記事でゼロアカを紹介しています。だから「ふにおが言うから選んで」とは思っていません。行政書士一本に決める前に、まず複数の働き方を見て、自分が何なら続けられそうかを比べてほしいんです。
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なぜ行政書士は「やめとけ」「意味ない」と言われるのか
僕は昔、「ちゃんとした肩書きさえ手に入れば、不安は消える」と思っていました。だから国家資格を見ると、どうしても「これなら人生を立て直せるかも」と期待したくなる気持ちは分かります。
でも行政書士で注意したいのは、資格の価値と、資格を使って収入を作る難しさが同じ話ではないことです。
行政書士という資格には法的な役割があります。しかも2026年1月には改正行政書士法が施行され、行政書士の使命や職責が法律上あらためて明確にされました。総務省は、行政手続の円滑な実施や国民の利便、権利利益の実現に資することを使命として示しています。
なので、「行政書士は意味のない資格」と切り捨てるのは違います。
ただ、独立した瞬間から「専門家」であると同時に「仕事を取る側」になるのも事実です。
近所に事務所を出しただけで、翌朝から相談者が列を作るわけではありません。どんな仕事を扱えるか知ってもらい、「この人に相談したい」と思ってもらう必要があります。
ここで「聞いてた話と違う」となる人はいると思います。
僕も情報商材を買い漁っていたころ、同じような勘違いをしていました。
教材を買う。動画を見る。ツールを覚える。ノートを埋める。
それで前に進んでいる気になっていました。
でも実際は、誰かの役に立つ形にして初めて仕事になる。そこを飛ばして「知識を持っている自分」に安心しようとしてたんです。
資格も同じで、持っているだけでは売上になりません。
そして、行政手続の電子化も進んでいます。簡単な申請ほど本人が自分で進めやすくなれば、「書類を書けます」だけでは選ばれにくくなる場面は増えるはずです。
だから僕は、AIやオンライン申請が行政書士を丸ごと不要にする、とまでは考えていません。
むしろ価値が残りやすいのは、依頼者ごとに違う事情を聞き、どの制度を使えるか整理し、複雑な手続きを迷わず進められるよう支える部分じゃないかと思っています。
ここは単なる「代書」とはかなり違います。
2026年の法改正で行政書士の使命が改めて明文化されたことも、僕には「紙を書く人」だけではなく、行政手続を通じて権利利益を実現する専門職としての立ち位置が前に出てきたように見えます。これは僕の解釈ですが、将来性を見るなら「仕事が消えるか」より「価値を出す場所がどこへ移るか」を見たほうがいい気がしています。

もう一つ、「行政書士はやめとけ」と言われる背景には、就職資格として見たときのズレもあります。
行政書士は「資格を取れば企業から引く手あまた」というタイプの資格とは限りません。job tagの求人統計も行政書士だけを切り出したものではないため、求人倍率や求人賃金をそのまま「行政書士の就職事情」と読むのは危険です。
だから僕なら、「就職で有利そうだから」という理由だけで取るより、独立を含む働き方まで見て判断します。
会社員の資格手当を狙う感覚と、自分で顧客を持つ専門職を作る感覚は、かなり違います。ここを同じ箱に入れると、「資格は取れた。でも思ってた未来じゃない」が起きやすいと思っています。
行政書士の廃業は多い?「3.5%」だけでは食えるか分かりません
僕は数字を見ると安心したくなるタイプでした。「成功率」「満足度」「市場規模」。それっぽい数字があるだけで、考えるのを止めてしまったことがあります。
行政書士の廃業についても、数字の見方にはかなり注意したほうがいいです。
ネットでは「行政書士は数年でほとんど廃業する」といった強い言い方があります。
一方、総務省が公表している令和6年度の登録状況では、年度当初の登録者は51,619人で、その年度に業務廃止の届出によって登録を抹消された人は1,799人でした。年度当初の登録者数を分母に単純計算すると約3.5%です。
ただし、僕はこれをそのまま「行政書士の廃業率は3.5%」と言い切らないほうが正確だと思っています。
理由は単純で、この数字は同じ年に開業した人を何年間か追跡した生存率ではないからです。
年度の最初に登録していた人全体と、その年に業務廃止届を出した人を比べた数字です。新規登録者もいますし、登録をやめる理由も一つではありません。
さらに、登録を続けていることと、行政書士一本で生活できるだけの収入があることも同じではないです。
ここを混ぜると、「96%以上が食えている」という話にすり替わってしまいます。それはこの統計からは分かりません。
逆に、3.5%という数字を見て「廃業が少ないんだから誰でも安心」と考えるのも違うし、ネットの「9割廃業」みたいな強い言葉だけで「絶対やめたほうがいい」と決めるのも雑です。
僕は昔、この両極端に振り回されました。
情報商材を買っていたころ、「今伸びている」「初心者でも参入しやすい」「これから需要が増える」という言葉に何度も飛びつきました。
最初は希望なんですよ。
仕事がしんどい。給料も伸びない。このまま何十年も同じ場所にいるのかな、と考える。
そこへ「これをやれば変われるかもしれない」という道が出てくると、暗い部屋で出口のランプを見つけたみたいに感じるんです。
僕は教材を買って、少しやって、合わなくて止まりました。
それでも「自分の努力が足りない」と思って、次を買いました。リボ払いが膨らんでも、「次こそ取り返せる」と焦っていました。
最後は自己破産しました。
さらに焦って、闇バイトにまで手を出しました。ほんとに、何をしてるんだって話です。
あのころの僕に足りなかったのは、根性じゃなかったです。
そのやり方を自分が続けられるのか、始める前に確かめる視点でした。
行政書士でも、廃業率の数字だけを見て決めるより、「自分は顧客を探すところまでやれるか」「細かい制度変更を追い続けられるか」「相談者の話を聞いて責任を持って進められるか」を見たほうがいいと思っています。
数字は地図の縮尺みたいなもので、広い景色は見せてくれます。
でも、自分の足に靴が合うかまでは教えてくれません。
行政書士に向く人・向かない人は?合格後の一日まで想像してみる
僕なら、試験の合格率や勉強時間を調べる前に、「行政書士になった自分の一日」をかなり具体的に想像します。
朝から相談内容を確認して、必要な資料を集める。法律や制度を調べる。申請書類を作る。依頼者に連絡する。役所とやり取りする。独立しているなら、その合間に営業や情報発信もする。
その景色を見て「大変そうだけど、嫌いじゃない」と思えるか。
ここ、僕はかなり大事だと思っています。
向きやすいのは、たとえばこんな人です。
- 法律や制度を調べることがそこまで苦にならない
- 小さなミスを減らす確認作業を続けられる
- 人の話を聞いて、状況を整理するのが好き
- 分からないことをそのままにせず調べ直せる
- 独立するなら営業や発信も仕事の一部だと受け止められる
- 一つの専門分野を時間をかけて育てたい
逆に僕なら、「資格を取れば営業しなくても安定収入になる」「人と関わらず書類だけ作っていたい」「今の会社を辞めたいから、とにかく何か資格がほしい」という気持ちが強いときは、一度止まります。
昔の僕がまさにそうだったからです。
「この資格さえあれば」
「このノウハウさえ覚えれば」
「このツールさえ使えれば」
ずっと魔法の鍵を探していました。
でも鍵ばかり増えて、どの扉を開けたいのか分かってなかった。
行政書士の勉強が好きでも、顧客対応が苦しい人はいると思います。人と話すのが得意でも、細かな法令確認や書類作成を何時間も続けるのがしんどい人もいます。
そこを「甘えだ」と潰さなくていいです。
自分に合わない作業を根性だけで何年も続けると、僕みたいに「続けられない自分」を責める方向へ行きやすいからです。
それより、欲しい暮らしから逆算したほうがいい。
自宅や小さな事務所を拠点に専門職として働きたい。地域の事業者や外国人、相続で困っている人の手続きを支えたい。法律や制度を学び続けることに抵抗がない。
そういう人なら、行政書士は検討する価値があると思っています。
逆に、空いた時間だけパソコンに向かって、なるべく人と話さず副収入を作りたいなら、想像している働き方とズレる可能性があります。

そして、もう一つ僕なら見るのが「最初から一本に絞らなくてもいいか」です。
行政書士になるか、別の副業をやるか。この二択にすると苦しくなります。
会社を続けながら勉強する。資格勉強を始める前に仕事内容を調べる。別の小さな副業を試して、自分が営業や発信に耐えられるか確かめる。
そうやって、小さく試してから決めてもいいと思うんです。
人生の選択って、家電みたいに返品できないものも多いです。
だからこそ、買う前に触ってみる。僕はそのくらい慎重でちょうどいいと思っています。
まとめ|行政書士が食えないかより「自分が仕事を作れるか」で見る
僕は「行政書士は食えないからやめとけ」と一言で片づけるのも、「国家資格だから取れば安心」と考えるのも、どちらも雑だと思っています。
行政書士には法律で定められた仕事がありますし、2026年には使命や職責を明確にする法改正も施行されました。
一方で、資格を取っただけで顧客が生まれるわけではありません。
そして、令和6年度の登録状況から計算できる「業務廃止届は年度当初登録者の約3.5%」という数字も、「残りの人が行政書士一本で十分に食べている」と証明するものではありません。
僕が見るなら、ここです。
行政書士として収入を作るために必要な行動まで、自分は続けたいと思えるか。
勉強はできる。でも営業はしたくない。
人の相談に乗るのは好き。でも細かな制度を追うのが苦しい。
そういう相性は、資格の格や世間の評判より先に見ていいと思っています。
僕はそれを無視して、10年くらい「正しいノウハウ」を探し続けました。
やることを先に決めて、あとから自分を無理やり合わせる。
合わなければ、「努力不足だ」と責めて次へ行く。
その繰り返しで、お金も時間もかなり失いました。
だから今は、順番を逆にしています。
手法を決める前に、自分が何を苦痛に感じるのか、どんな働き方なら続けられるのか、怪しい情報をどう見分けるのかを先に見るようにしました。
行政書士を目指すか迷っているなら、その順番で考えてみてほしいです。行政書士を否定するためではなく、納得して選ぶために。
ゼロアカも、その「選び方」から入れる無料の学習サイトです。LINE登録だけで始められて、副業の見つけ方や情報の見分け方を確認してから、ブログや物販、FX、不動産投資、起業など複数の分野を学べます。いきなり一つの手法に賭ける前に、自分の選択肢を整理する使い方ができます。
僕は順番を逆にして遠回りしました。次に何かを始めるなら、先に「何を選ぶか」ではなく「どう選ぶか」を持っておく。そのほうが、少なくとも焦りだけで決める可能性は減らせると思っています。
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行政書士を選んだあとで「やっぱり違った」と気づくこと自体は、失敗じゃないです。
ただ、始める前から分かるズレまで無視して走る必要はない。資格の名前ではなく、自分が送りたい一日から逆算する。僕は今なら、そうやって選びます。
よくある質問
僕がこのテーマを最後まで調べるなら、数字よりも「結局、自分はどう判断すればいいのか」を確認しておきたいです。
行政書士は本当に食えない資格ですか?
「行政書士だから食えない」とは言い切れません。法律で定められた業務があり、許認可や在留資格、相続関係など扱う分野も幅広いです。
ただし、独立するなら専門分野づくりや集客も必要です。僕なら「資格に仕事があるか」より、「自分に仕事を依頼してもらうところまで続けられるか」で判断します。
行政書士の廃業率は本当に3.5%ですか?
令和6年度の総務省データでは、年度当初の登録者51,619人に対して、業務廃止届による登録抹消は1,799人で、単純計算では約3.5%です。
ただし、これは同じ年に開業した人を追跡した「数年後の生存率」ではありません。また、登録継続と十分な収入があることも同じではないので、「96.5%が成功している」と読むのは避けたほうがいいです。
「行政書士はやめとけ」と言われたら諦めるべきですか?
僕なら、その言葉だけでは諦めません。
ただ、「国家資格だから安心」という理由だけでも始めません。実際の仕事内容、独立か勤務か、顧客対応や営業までやりたいかを見て、それでも「この仕事をやってみたい」と思えるなら、行政書士を選ぶ理由になると思っています。











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