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高配当株は罠なのか?やめとけと言われるデメリットと落とし穴

高い配当利回りの数字と下落する株価を前に迷う30代会社員

ふにおです。「高配当株は罠なのか」「やめとけって本当なのか」と不安になって、ここに来たんだと思います。

結論から言うと、高配当株そのものが罠なのではなく、高い配当利回りだけを見て買うことが罠になりやすいです。

配当は減ることがありますし、受け取った配当以上に株価が下がれば、資産全体ではマイナスになります。投資には元本割れの可能性があるので、「配当が出る=安全」ではありません。

高配当株は罠なのか?僕は「利回りだけで買うなら危ない」と思う

僕も最初は、「配当をもらえる株なら、値上がりだけを狙う株より安心そうだな」と思っていました。定期的に現金が入ってくる。それだけで、少し守られている感じがしたんです。

でも、高配当株で見るべきなのは「何%もらえるか」より、なぜその利回りになっているのかでした。

配当利回りは、ざっくり言えば「1株あたりの年間配当金÷株価」で決まります。

たとえば、株価2,000円の会社が年間80円を配当するなら、利回りは4%です。ところが業績不安で株価が1,000円まで下がり、会社がまだ年間80円の配当予想を変えていなければ、表示上の利回りは8%になります。

8%だけを見ると、急にお宝っぽく見えます。

昔の僕なら「4%より8%のほうが得じゃん」で止まっていました。スーパーの半額シールみたいに、高利回りという数字そのものを「安く買える証拠」だと思っていたんです。

でも、株価が半分になった理由が業績悪化なら話は別です。利益が落ちれば、今までの配当を維持できず、減配や無配になることがあります。

つまり、高配当の罠は「高い配当を出している会社」にあるとは限りません。株価が下がって、結果として高配当に見えている会社を、理由も見ずに買うことにあります。

だから僕は、利回りが高いほど一度止まります。

「配当が増えたのか。それとも株価が下がったのか」

まずここを見るだけでも、数字への飛びつき方はかなり変わりました。

高配当株が向いている人もいます。配当を受け取りながら長く持ちたい人、企業の業績や配当方針を定期的に確認できる人なら、一つの投資スタイルになり得ます。

逆に、「給料が不安だから早く配当収入を増やしたい」という焦りが強いと、高い利回りが暗い道のネオンみたいに必要以上に明るく見えるんですよね。僕は、こういうときほど一つの投資法だけで答えを出さないようにしています。

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高配当株のデメリットは?僕なら「配当の裏側」を5つ確認する

僕が高配当株を調べていて怖いと感じたのは、配当金が入ってくることで「ちゃんと儲かっている」と錯覚しやすいことでした。

高配当株の主な落とし穴は、減配・無配、株価下落、税負担、銘柄や業種の偏り、成長余地の小ささです。ただ、僕はこの5つを別々に見るより、会社が配当を出し続けられる体力があるかという一本の線でつなげて見ています。

まず分かりやすいのが、配当と株価を合わせたトータルの損益です。

100万円分の株を持っていて、1年間で4万円の配当を受け取っても、株価が10万円下がれば、単純化すると資産全体は94万円です。

配当金だけを見ればプラス。

でも財布を全部開けばマイナス。

このズレが、高配当株を必要以上に安全に見せることがあります。

次に見るのが、配当を続ける余力です。僕なら利回りの次に、次の順番で決算を見ます。

  • EPS:1株あたり利益が数年かけて落ち続けていないか
  • 配当性向:利益のほとんど、または利益以上を配当に回す状態が続いていないか
  • 営業キャッシュフロー:本業から現金を生み続けているか
  • 投資後に残る現金:設備投資などをした後でも配当に回せる余力があるか
  • 自己資本や有利子負債:配当を守るために財務が苦しくなっていないか
  • 配当方針:会社が何を基準に株主還元を決めているか

僕は「直近1年だけ」ではなく、少なくとも数年の流れを並べます。1年だけなら特別損失や大型投資で数字が崩れることもあるからです。

配当性向が100%を超えたら即アウト、という話でもありません。一時的に利益が落ちた年や、手元資金を使って還元する場面もあります。

ただ、EPSが何年も下がり、営業キャッシュフローも弱く、配当性向だけ高い状態が続いているなら、僕は「今の配当額を維持する前提」で考えないようにします。

JTの例は、この点を考える材料になります。2020年の年間配当は1株154円でしたが、2021年は140円でした。2020年の配当性向は88.1%、2021年は73.4%で、会社は2021年に株主還元方針を見直し、中長期の利益成長と投資余力とのバランスを重視する方針を示しています。高配当で知られる企業でも、配当額が固定されているわけではありません。

※画像はAIによるイメージ

税金も、配当を考えるなら外せません。

国税庁によると、一般的な上場株式等の配当には20.315%の税率がかかります。表面上4%の配当利回りでも、課税口座なら4%がそのまま手元に残るわけではありません。

NISAなら何でも自動的に配当が非課税になる、という理解も危ないです。

国税庁は、NISAで保有する国内上場株式の配当を非課税にするには、非課税口座を開いている金融機関を経由して受け取る「株式数比例配分方式」が必要だと案内しています。銀行口座や郵便局などで受け取る方式では、NISAで買った株でも配当が課税扱いになる場合があります。

ここ、昔の僕なら「NISAだから税金ゼロ」で思考停止していました。制度の名前に安心して、受け取り方までは見ていなかったと思います。

もう一つ、僕が以前より気にするようになったのが成長性です。

会社が利益の多くを配当に回せば、株主には今のお金が返ってきます。その一方で、新規事業、研究開発、設備、人材などに再投資する余地が小さくなることもあります。

もちろん、成熟企業では無理に投資先を作るより、余った資金を株主へ返すほうが合理的な場合もあります。だから「高配当=成長しない」と決めつけるのも違います。

僕が見るのは、高い配当と将来の利益成長が両立できそうかです。

配当は果実みたいなものですが、木そのものが弱っていたら、同じ量をずっと取り続けることはできません。僕は利回りより先に、その木がまだ育っているかを見るようになりました。


僕は「高い数字」に飛びついて失敗した。だから利回りにも距離を置く

僕は、高配当株で自己破産したわけではありません。そこは話を盛りたくないので、はっきり書いておきます。

ただ、目立つ数字を見て「これなら人生を変えられるかも」と飛びつく癖には、痛いほど心当たりがあります。

現場監督の仕事で心身を削り、仕事を失ったあと、僕はネットで稼ぐ方法を探し続けました。

焦っていたんです。

教材を買う。別の方法が良さそうに見える。また買う。続かない。それでも「次こそは」と違うノウハウを集める。

気づけばお金だけ減り、リボ払いも回らなくなって、最後は自己破産しました。危ない仕事にまで手を出して痛い目を見た時期もあります。

これ、今でも書くのはちょっとしんどいです。

でも振り返ると、僕が見ていたのは中身より「目立つ数字」でした。

高配当株でも同じ罠に入りかけます。

3%より5%。5%より7%。

数字だけを横に並べれば、高いほうが正解に見えます。でもその裏で株価が崩れていたら、高利回りは「魅力」ではなく「警告灯」かもしれません。

僕の失敗から高配当株に持ち込んだルールは、一つだけです。

数字が魅力的に見えた瞬間ほど、買う理由ではなく、その数字になった理由を探す。

昔の僕は「早く変わりたい」という気持ちを燃料にして、選ぶ順番を飛ばしていました。

今は、平日の夜でも続けられるか。損失が出たときに眠れなくならないか。自分が理解できるものか。そういう地味な条件を先に見ます。

投資も、副業も、派手な数字より「自分が壊れずに続けられる形」のほうが、僕には大事でした。


高配当株が向く人・やめたほうがいい人は?僕なら目的から逆算する

僕は、「高配当株に向く人」を診断みたいに決めるのは違うと思っています。

同じ30代会社員でも、貯金、家族、毎月の支出、投資経験、値下がりへの耐え方は全部違います。だから僕なら、性格より先に「何のために配当が欲しいのか」を決めます。

高配当株と相性が良さそうなのは、配当を受け取りながら長期保有したくて、企業の決算や配当方針を定期的に確認できる人です。

株価が下がっても、業績や財務を見たうえで保有を続けるか判断できるなら、高配当株は一つの選択肢になります。

逆に、僕なら次の状態ではかなり慎重になります。

  • 利回りの高さだけで銘柄を決めたい
  • 数カ月で大きく資産を増やしたい
  • 生活費や近いうちに使うお金まで投資に回したい
  • 株価が下がると怖くなり、すぐ売ってしまう
  • 決算や配当方針を確認する時間を取りたくない
  • 一つの銘柄や一つの業種に大きく寄せたい

特に、「配当で毎月の生活を少し楽にしたい」という気持ちは、僕も分かります。

ただ、月3万円なら年間36万円です。税金をいったん考えず、年4%の配当だけで36万円を受け取るには、単純計算で約900万円の元本が必要になります。

僕はこの計算をしたとき、「配当だけで生活を変えるには、思ったより元手がいるな」と感じました。

配当は自動販売機みたいに見えることがあります。

でも、自動販売機を置く土地代が高い。

そんな感じです。

だから、まだ元本を作っている途中なら、「もっと高い利回りを探す」以外の道もあります。投資額を増やすために本業の収入を整える、副業で余剰資金を作る、個別株ではなく分散された商品を検討する。

どれが正解かは、その人の目的で変わります。

※画像はAIによるイメージ

僕自身は、一つの答えに決める前に、次の3つを紙に書くようになりました。

  • いつ使うお金なのか
  • どこまで値下がりに耐えられるのか
  • 配当が減っても持ち続けたい会社なのか

この3つに答えられないなら、利回りを見る前に止まります。

「高配当だから買う」ではなく、「この会社を、この目的で持ちたい。その結果として配当もある」。

僕はこの順番のほうが、数字に振り回されにくいと思っています。


まとめ|僕は高配当株を「罠」ではなく、確認項目が多い投資だと思う

僕は、高配当株そのものを「罠だからやめとけ」と切り捨てる必要はないと思っています。

ただし、配当利回りが高いという一点だけで買うのは危ないです。高利回りの裏に株価下落や業績悪化がないか、EPS、配当性向、キャッシュフロー、財務、配当方針までつなげて見る必要があります。

税金についても、課税口座の配当には通常20.315%がかかり、NISAの国内上場株式配当を非課税にするには株式数比例配分方式という受取条件があります。NISAだから何も確認しなくていい、ではありません。

僕は昔、順番を逆にしていました。

「一番よさそうな手法」を先に選び、そこから自分を合わせようとした。合わなくても我慢して、ダメなら次へ移る。その繰り返しで、かなり遠回りしました。

だから今は、高配当株に限らず、先に「自分は何を求めているか」「どのリスクなら受け入れられるか」を整理します。

ゼロアカも、その整理に使える無料の学習先の一つです。LINE登録だけで始められ、投資だけでなくブログ、物販、起業・経営、不動産投資など複数分野があり、最初に自分に合う副業や情報の見分け方から入る構成になっています。僕自身もこの記事で紹介しているので、「ふにおが言うから」で決めず、内容を見て自分で合うか判断してほしいです。

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高配当株で一番怖いのは、僕は「配当があるから安心」と思い込むことだと思っています。

利回りが高いほど理由を見る。配当だけでなく株価を含めて見る。そして、銘柄を選ぶ前に自分の目的を見る。

地味ですが、僕はこの順番に変えてから、「高い数字に追い立てられて買う」ことが減りました。


よくある質問

僕も高配当株を調べ始めた頃、利回り、配当性向、NISAが頭の中で混ざっていました。最後に、検索されやすいところだけ短く整理します。

高配当株は本当にやめたほうがいいですか?

一律にやめたほうがいいとは思いません。

配当を受け取りながら長期保有したい人には選択肢になります。ただし、利回りだけでなく、利益、キャッシュフロー、財務、配当方針まで見て判断したほうがいいです。

NISAなら高配当株の配当は全部非課税ですか?

国内上場株式の配当は、NISA口座で保有しているだけでは不十分です。

非課税にするには、原則として証券会社の口座で配当を受け取る「株式数比例配分方式」を選ぶ必要があります。銀行口座など別の方式で受け取ると課税される場合があります。

減配しそうな高配当株は何を見ればいいですか?

僕なら、利回りの次にEPS、配当性向、営業キャッシュフロー、投資後に残る現金、財務、会社の配当方針を数年分見ます。

一つの数字だけで決めず、「利益と現金の両方から今の配当を無理なく出せているか」を確認する。これが僕の基本です。

ふにお

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時給で時間を切り売りする働き方は、どれだけ頑張っても「消耗」で終わる。必要だったのは、5つの分野(ブログ/投資/物販/起業/不動産)を無料で見比べて、"自分に合うもの"を選び直すことでした。

10年で300万円溶かして自己破産した僕が、やっと辿り着いた考え方を書きました。

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