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FPは稼げないし意味ない?FP2級・独立後の収入と「食えない」の実態

FP2級の参考書と電卓を前に、資格取得後の収入や独立について考え込む30代の会社員

ふにおです。「FPって稼げないの?」「FP2級を取っても意味ない?」と不安になって、ここに来たんだと思います。

結論から言うと、FP2級は意味のない資格ではありませんが、資格を取っただけで稼げるようになるものでもありません。

会社員として仕事に生かすのか、独立して相談業を作るのか、今までの経験と組み合わせるのか。この違いで、FP資格の価値はかなり変わります。

FPは稼げない?FP2級を取るだけでは収入につながりにくい

僕も昔は、「資格とかノウハウを手に入れれば、今の生活から抜け出せる」とかなり本気で思っていました。

だからFP2級について調べながら、「ここまで取れば仕事になるのかな」「履歴書に書ければ人生が少し変わるかな」と期待する気持ちは分かります。

ただ、先に答えを言ってしまうと、FP2級の合格と、FPとしてお金を受け取れることの間には、かなり距離があります。

FP技能検定は国家検定で、2級・3級は現在、原則としてCBT方式で実施されています。2級を受けるには、3級合格、FP業務の実務経験2年以上、所定の認定研修修了など、定められた条件のいずれかを満たす必要があります。日本FP協会

つまり、「誰でも適当に名乗るだけの資格」という話ではありません。

勉強する範囲も、ライフプラン、社会保険、年金、保険、金融資産運用、税、不動産、相続など、お金に関するテーマをかなり横断します。

自分の家計を整理するだけでも役立ちますし、銀行、証券、保険、不動産など、お金に近い仕事をしている人なら業務との接点も作りやすいです。

ただ、資格証を手にした翌日に相談依頼が届くわけではありません。

ここが「FP2級を取ったけど意味なかった」と感じる人が出てくる一番のズレなんじゃないかと思っています。

料理人の包丁を買ったからといって、その日の夜から店が満席になるわけじゃないですよね。

FP2級も似ています。

包丁としては使える。

でも、何を作るのか、誰に出すのか、どうやって店を知ってもらうのかは別の話です。

会社員として使うなら、今いる会社で資格手当や評価対象になることもあれば、顧客への説明に知識を生かせる場合もあります。

一方、独立するなら話は一気に変わります。

  • 誰の相談を受けるのか
  • どんな悩みに強いFPになるのか
  • 相談者にどうやって知ってもらうのか
  • 単発相談以外に何を仕事にするのか
  • 自分を選んでもらう理由をどう作るのか

ここまで自分で考えることになります。

僕なら、「FPは稼げる資格なのか」と聞くより、「FPの知識を、自分の何と組み合わせるのか」を先に考えます。

本業と組み合わせるのか。

副業で試すのか。

文章や発信に使うのか。

独立して相談業まで作るのか。

同じFP2級でも、出口が違えば意味はまったく変わります。

もし今、「FPを取るか、それとも別の副業をやるか」で止まっているなら、一つに決める前に全体を見たほうがいいです。僕は昔、この比較をせず、「これだ」と思ったものへ毎回飛び込んでいました。

ゼロアカは無料でLINE登録でき、いきなり手法を決めるのではなく、「自分に合った副業の見つけ方」や「怪しい情報の見分け方」から確認できます。FPを取るかどうかも含めて、まず選択肢を整理したい人には使いやすい入口だと思っています。

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FP2級が意味ないと言われるのは「資格」と「仕事」が別だから

僕は昔、「これさえ身につければ人生が変わる」という言葉にものすごく弱かったです。

新しい教材を買った日は、なぜかもう半分成功したような気分になる。でも数カ月後、財布だけ軽くなって生活は同じ。その繰り返しでした。

FP2級にも、同じ勘違いが起こりやすいと思っています。

資格が証明するのは、一定範囲の知識や技能です。

一方、「仕事にして収入を得る」という話になると、そこへ顧客、営業、サービス設計、実務経験が加わります。

厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」では、ファイナンシャル・プランナーを、生活設計、貯蓄、投資、保険などを踏まえて総合的な資産設計を支援する職業として紹介しています。

同サイトには全国の年収として1134.6万円という数字も掲載されていますが、これは令和7年賃金構造基本統計調査を加工したもので、FPだけの平均年収ではありません。FPが属する「その他の経営・金融・保険の専門的職業」など、より広い職業分類に対応する統計です。職業情報提供サイト(job tag)+1

実際、同じ1134.6万円という数字は、アクチュアリーやファンドマネージャーなど、同じ職業分類に対応する別職種にも表示されています。だから「FPになれば平均年収1134万円」という読み方はできません。職業情報提供サイト(job tag)+1

ここ、検索しているとかなり紛らわしいです。

「FP 平均年収」と調べて大きな数字が出てくると、僕なら昔は一瞬で心を持っていかれていました。

でも、自分が知りたいのは「広い職業分類の給与」ではなく、FP資格を取った自分が実際にどう働けるのかのはずです。

独立FPについては、現在の状況をそのまま表す新しい大規模統計が見つけにくいのも厄介です。

よく引用されるのが、2011年9月から10月にかけて実施された「ファイナンシャル・プランナー業務調査」です。

この調査は、FP業務に従事して収入を得ている独立系FPを対象とし、有効回答は333人でした。個人のFP業務による2010年の年間収入は平均305.3万円、業務経験3年未満では平均142.2万円という結果が紹介されています。国立国会図書館にも、この調査を扱った2012年6月掲載資料の書誌情報が残っています。最新不動産ニュースサイト「R.E.port」+1

ただし、これは15年以上前の数字です。

今の独立FP全体の平均年収として「305万円です」と断定するのは、僕はかなり危ないと思っています。

むしろ参考になるのは、金額そのものより、経験年数によって収入に大きな差があったことです。

資格を取って独立した瞬間に、会社員の給料と同じような収入が毎月入ってくる構造ではない。

ここを見る数字として使うほうが自然だと思います。

そして会社員FPと独立FPでは、そもそも収入の作り方が違います。

会社員なら、銀行、証券、保険、不動産などに所属し、その会社から給与を受け取りながらFP知識を使う形があります。job tagでも、FPは金融機関に所属して働くケースが多いとされています。職業情報提供サイト(job tag)

独立すると、自分で売上を作ります。

たとえば仕事の形としては、

  • 個人向けの相談
  • ライフプラン作成
  • セミナーや研修
  • 記事執筆や監修
  • 継続相談や顧問契約

などがあります。

ここで仮に、分かりやすく「1回1万円の相談だけで仕事を作る」とします。

月に20件相談を受ければ売上は20万円です。

でも、20件の相談をするには、面談時間だけでは済みません。集客、問い合わせ対応、日程調整、相談前の確認、資料作成、相談後のフォローもあります。

さらに毎月20人の新しい相談者を集め続ける必要があります。

こう考えると、「1万円×20件だから簡単に20万円」という算数では終わらないんですよね。

逆に、相談に加えて継続契約や執筆、講師など複数の仕事を持てれば、毎回ゼロから新規客を探す形だけに頼らずに済みます。

僕はここが、独立FPを「資格の仕事」とだけ考えると見落としやすい部分だと思っています。

※画像はAIによるイメージ

ファイナンシャルプランナーが食えない話を見て、僕が思い出す失敗

僕には独立FPとして働いた経験はありません。

だから「FP業界ではこうすれば成功する」と偉そうに語るつもりもないです。ただ、「知識を増やせば人生が変わる」と信じて潰れた経験ならあります。

僕は副業で結果が出ないたび、新しい教材を買っていました。

うまくいかない理由を「自分に合っていない」と考えず、「まだ知らないノウハウがあるからだ」と思っていたんです。

一個買う。

続かない。

また一個買う。

そのうち支払いが膨らみ、リボ払いも回らなくなって、僕は最後に自己破産しました。

ほんと、情けなかったです。

勉強しようとしていたはずなのに、気づいたら「勉強している自分」にしがみついていました。

FP2級を取ること自体と、僕が教材を買い漁ったことはもちろん同じではありません。

でも、「何のために使うのかを決めないまま、武器だけ増やして安心する」という点では似た罠があると思っています。

たとえばFPを取ったあと、「せっかく資格を取ったんだからFP相談だけで稼がなきゃ」と考え始めたら、少し苦しくなります。

資格は本来、使える道具の一つです。

なのに「資格代と勉強時間を回収しなきゃ」と思い始めると、道具だったものが鎖みたいになる。

僕はノウハウでこれをやりました。

お金を払ったからやめられない。

半年やったからやめられない。

人に「これで頑張る」と言ったからやめられない。

合っていないのに、やめるほど今までの自分を否定する気がして、さらに時間を入れていました。

今なら分かります。

必要だったのは根性じゃなくて、途中で「これ、本当に自分に合ってる?」と確認することでした。

FPにも同じ確認ができます。

「合格したら、誰に何をするんだろう?」

これを一度考えるだけです。

たとえば住宅関連の仕事をしている人なら、住宅購入後まで含めた家計やローンの話を理解しやすくなる。

保険や金融の仕事なら、一つの商品だけではなく、家計全体を考える基礎として使える。

人事や総務なら、社会保険や年金の知識と今の仕事がつながるかもしれません。

文章を書くのが苦にならないなら、お金に関する記事制作や監修につなげる道も考えられます。

僕が面白いと思うのは、ここです。

「FP+別資格」でなくてもいい。

FP+営業経験。

FP+不動産の現場経験。

FP+人事。

FP+文章。

FP+子育てや住宅購入など、自分が深く知っている生活領域。

別の資格をもう一個取らなくても、すでに自分が持っている経験と組み合わせられる可能性があります。

これは昔の僕には全然なかった視点でした。

僕は「自分には何もない」と決めつけて、外から新しいものを買って足そうとしていました。

でも30代まで働いてきた人なら、本当に何もない人はほとんどいないと思っています。

仕事で散々やってきたことを、自分では「普通」と思っているだけだったりします。

穴の開いたバケツへ新しい知識を流し込み続ける前に、一度バケツの中を見たほうがいい。

FP2級を取るなら、その後でも遅くありません。

もう一つ知っておきたいのは、FP資格を持っているからといって、お金に関するあらゆる業務を自由に行えるわけではないことです。

たとえば、報酬を受けて金融商品の価値などの分析に基づく投資判断について個別に助言する業務は、内容によって金融商品取引法上の投資助言・代理業の登録が必要になります。金融庁も、投資助言、投資運用、金融商品の勧誘・販売などで必要な登録が異なることを案内しています。金融庁+1

税務相談や法律事務などにも、それぞれ別の法律と資格の領域があります。

だからFPは「お金のことなら何でも一人でできる資格」というより、広い知識で相談内容を整理し、必要なところでは別の専門家につなぐ役割もある。

僕なら、何でも知っているふりをする人より、「そこから先は専門家に確認しましょう」と言える人のほうを信用します。

昔の僕は逆でした。

知らないと言うのが怖かった。

だから、知らないことが見つかるたび教材を買っていました。

知識の量より、どこまで自分が扱えるかを分かっていること。

資格を仕事にするなら、そっちのほうが長く効いてくる気がしています。


FP独立が向く人・向かない人は「資格取得後」を想像できるかで分かれる

僕がいまFP2級を検討するなら、「受かりそうか」より先に、合格後の一週間を想像します。

その資格を、月曜日から何に使うのか。

ここがぼんやりしたままなら、いったん受験を止めると思います。

FP2級を取りやすい人、ではなく、取ったあと活用しやすそうな人を考えると、僕ならこんな人です。

  • 今の仕事で金融・保険・不動産・人事などお金の知識を使える
  • 人の話を聞き、分かりやすく説明するのがそこまで苦ではない
  • 自分が詳しくなりたい生活分野がある
  • FPと組み合わせられる職歴や得意分野がある
  • 独立する場合も、最初からFP収入だけに生活を預けない

逆に、僕なら一度止まって考えるのは、

  • FP2級を取れば自然に仕事が来ると思っている
  • 資格だけで転職や収入アップが確定すると期待している
  • 集客や発信は一切したくないのに独立したい
  • 取得後に何へ使うかまったく決まっていない
  • 今の生活費をすぐ独立FPの収入だけで払おうとしている

こんな状態です。

これは「向いていないから諦めたほうがいい」という意味ではありません。

先に小さく確かめればいいと思っています。

会社員なら、今の仕事でFP知識が使える場面を探す。

独立したいなら、いきなり退職せず、仕事として続けたい分野なのか調べる。

相談業に興味があるなら、人の生活やお金の話を聞き続けることが本当に苦にならないか考える。

免許を取った日に、いきなり高速道路へ入る必要はありません。

まず一般道で、「自分は運転そのものが好きなのか」を確かめてもいい。

FPの勉強には時間がかかります。

だからこそ、合格することを最初のゴールにしないほうがいいと思っています。

「資格を取るメリット・デメリット」を僕なりに短く言うなら、メリットは、お金の知識を体系的に学び、今の仕事や生活と組み合わせられること。

デメリットは、資格だけでは顧客も売上も生まれず、独立するなら別途仕事を作る必要があることです。

そして投資分野の知識を学べても、それ自体が投資利益を保証するわけではありません。金融商品には元本割れを含む損失の可能性があります。

※画像はAIによるイメージ

まとめ|FPが稼げないのではなく、資格だけで食おうとすると苦しくなる

僕は「FP2級なんて意味ない」とは思っていません。

お金の知識を広く学べますし、金融、保険、不動産、人事など、今の仕事との接点がある人なら活用先も作りやすいです。

ただし、FP2級を持っていることと、FPとして収入を得られることは別です。

会社員FPなら会社の仕事の中で知識を使えますが、独立FPは相談、継続契約、講師、執筆など、自分で仕事を作る部分まで必要になります。

だから「FPは食えない」という言葉を見て、資格そのものを全部否定する必要もないと思っています。

見るべきなのは、「資格を取ったあと、自分はどう使うのか」です。

僕は昔、この順番を完全に逆にしました。

教材を買ってから使い道を考え、合わなくても「ここまで払ったんだから」と続けた。その繰り返しで、本当に遠回りしました。

もし今、FPを調べながら「他にも自分に合う道があるのかもしれない」と少し引っかかっているなら、その感覚を雑に消さなくていいと思います。

僕の場合は、先に一つを決めるより、「自分は何なら続けられるのか」「怪しい情報をどう見分けるのか」を先に知っておけば、かなり違ったはずです。

ゼロアカでは、LINE登録だけで無料受講でき、複数の副業分野を見る前に、自分に合った副業の探し方や情報の見分け方から学べます。僕自身もこの記事で紹介しているので、「ふにおが言っているから」で決めず、自分で中身を見て判断してほしいです。

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FPを取るのも一つです。

取らずに今の仕事を伸ばすのもいい。

別の副業を試してから戻ってくるのもありです。

僕が一番苦しかったのは、選択を間違えたことより、「一度選んだんだから最後までやらなきゃ」と思い込んだことでした。

資格は人生を固定する契約書じゃありません。

必要なときに取り出して使う道具です。

そう考えたほうが、「意味がある資格か」ではなく、「自分にとって使える資格か」で選べるようになると思っています。


よくある質問

FP2級を取っても意味ないのでしょうか?

意味がない資格ではありません。

FP2級では、ライフプラン、社会保険、年金、保険、金融資産運用、税、不動産、相続などを横断して学びます。

ただし、取得しただけで就職、昇給、独立後の収入が決まる資格ではありません。

僕なら「合格後に今の仕事や副業でどう使うか」まで考えてから取ります。

ファイナンシャルプランナーは独立すると食えないのですか?

独立FPだから食べていけない、と一律には言えません。

ただ、独立すると資格の知識以外に、集客、相談サービスの設計、料金設定、継続して依頼をもらう仕組みなども自分で作ることになります。

昔の独立系FP調査でも経験年数による収入差は大きく、資格取得直後から安定収入になる前提では考えないほうがいいと思っています。

僕なら本業を急に捨てず、生活を守りながら小さく確かめます。

FPは副業から始めたほうがいいですか?

独立を考えている人にとっては、副業や現在の仕事の中で試す方法は現実的だと思っています。

FPの知識を使うことが好きなのか、人の相談を聞き続けられるのか、自分の職歴と何が組み合わさるのかを、生活費を全部FP収入に任せる前に確認できるからです。

僕自身、いきなり大きく賭けるより「続けられるか」を先に見るようになってから、以前より選択で消耗しにくくなりました。

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