プロゲーマーもCryptokittiesも稼げない?勝つ“希望”が挫折に変わる瞬間の話

「稼げる」はずの世界で、なぜ人は挫折するのか?

プロゲーマー=勝ち組という幻想

「プロゲーマーって、稼げるんでしょ?」——数年前の自分は、そんな甘い幻想を本気で信じてました。いや、正確に言うと「信じたかった」んだと思います。自分のように学歴も資格もない、現場仕事で心をすり減らしてた人間でも、もしゲームが得意なら人生変えられるんじゃないかって。

実際、世界には年収何千万円というプロゲーマーもいます。賞金だけで億超え、スポンサーがついて配信でバズって、人生イージーモード……そんな“勝ち組の希望”に、まんまと乗っかりました。

でも現実は、そんな世界じゃない。ほとんどのプロゲーマー志望者は、稼げないどころか、練習に明け暮れて心身を壊したり、生活費すらままならなかったり。選ばれたごく一握りだけが上に行けて、大多数は途中で夢を諦めていきます。

希望が“挫折”に変わるその瞬間を、自分は何度も見てきました。もちろん自分も、やってみる前に気づいたタイプ。調べれば調べるほど、「無理ゲーだなこれ……」って現実が見えてくる。でも、それでも「何かに賭けたい」って気持ちは、止まらなかったんです。

CryptoKittiesでひと財産?……のはずが

そして次に飛びついたのが、ブロックチェーンゲームの代表格「CryptoKitties(クリプトキティーズ)」。猫のキャラを育てて売るだけで、何十万、何百万の価値がつく……そんな記事を見た時、「これだ! 今度こそ稼げるチャンスだ!」って心がグラグラ揺れた。

でも、調べれば調べるほど、話が違う。たしかに2017年には、600ETH(当時のレートで1700万円超)で売れた猫もいたらしい。でもそれって、一発目のバブルの頃だけ。その後は取引手数料(ガス代)が猫より高くなって、売れば売るほど赤字っていうカオスな状況。

平均で稼げた人もいたけど、中央値で見ると1匹2ドルちょい。猫の繁殖や育成にかけた時間と手間を考えたら、完全に「稼げる幻想」でした。しかも、プレイヤーが減れば価値も下がるし、完全に“先に乗った者勝ち”の投機市場。

CryptoKittiesも、結局は「稼げそうに見えるだけ」の罠。希望を燃料に走った人ほど、崖っぷちに落ちていく。あの時の自分はやらなかったけど、心の中で「勝ち方のルール」がズレてるのを感じてました。

“夢の稼ぎ方”がリアルな地雷だった件

「プロゲーマーもCryptoKittiesも、勝てる人はほんの一部」「稼げるはずの世界に踏み出したら、むしろ泥沼だった」——そういう現実って、表ではあまり語られません。みんなSNSでは成功しか言わないし、「チャンス!」って言葉ばかりが踊ってるから。

でもね、夢の稼ぎ方って、地雷原みたいなもんなんです。踏んでみなきゃ爆発するかわからないし、誰かの成功例がそのまま自分に当てはまるわけじゃない。プロゲーマーも、Cryptokittiesも、それぞれのルールがある中で、勝者が決まってる。

そして、大事なのは「自分が本当にそこに向いてるのか?」をちゃんと見極めること。「希望」が「挫折」に変わる瞬間って、自分の気持ちをごまかして突っ込んだときに、静かに訪れるんです。

だから、あえて言いたい。「誰かの“稼げる世界”を、自分の“希望”にしないで」。その希望が、あなたの本音からズレてたら、痛い目を見るのは自分だけです。

プロゲーマーの収入事情と挫折のリアル

トップ選手は年収数千万円。でも……

プロゲーマーって聞くと、なんだか特別な響きがありますよね。僕も昔、「ゲームで食っていけるとか最高やん!」って思ってました。調べたら、世界には年収1億円超えのeスポーツプレイヤーがゴロゴロしてるらしい。例えば『Dota2』のJohan Sundstein選手なんて、賞金総額だけで数億円稼いでるとか。いや、マジで夢あるやんって話ですよ。

でもね、それって宝くじに当たるレベルの話。華やかなプロゲーマーの世界にも裏側があって、多くの人が「稼げる」という幻想の中で、現実を突きつけられて挫折してる。夢と現実のギャップって、まじでえぐいんです。

普通の人が目指すとどうなるか?

例えば日本のプロゲーマーを例に出すと、平均年収は約200〜300万円程度とも言われています。バイトレベルやん……。賞金で生活してる選手はごく一部で、実際はスポンサー収入とか、配信での収益、グッズ販売で細々とやりくりしてる人がほとんど。

しかも、大会に出られるのは限られた精鋭だけ。大会賞金だって、コンスタントに勝ち続けなきゃもらえない。負ければ収入ゼロ、スランプが続けば即引退。そんなプレッシャーの中で「プロゲーマー=自由で楽な職業」なんて、到底言えない現実があるんです。

情報を集めれば集めるほど見えてきたのは、「夢のような職業」に挑戦することが、むしろ精神的・経済的に消耗する道かもしれないという事実。憧れはするけど、自分がやるかといえば……って、僕は一歩引いてしまいました。

勝ち続ける以外の道がない過酷な世界

プロゲーマーの世界って、マジで「勝ち続ける人だけが残れる」仕組みになってます。1回の勝利じゃ生活は変わらないし、翌年には後輩が出てきてポジション奪われる。常に“最新の技術”と“最高の反応速度”を求められるから、年齢的な限界も早い。

僕みたいに「なんとなくゲーム好きで、人よりちょっと得意」くらいの人間には、到底ムリゲー。努力だけじゃ越えられない壁が、いくつもある。トップの一部に入り込まなきゃ稼げないし、ちょっと調子崩すだけで一気に転落する。

プロゲーマーになるには、勝ち続ける覚悟と、稼げなくても続ける胆力が必要。しかも、それでも報われない人がほとんど。希望を持って飛び込んだ人たちが、実は一番傷ついてるって構造が、すごくリアルに見えてしまったんです。

だから僕は、プロゲーマーに夢を感じつつも、その世界の“地獄の裏側”もちゃんと見ました。稼げるって聞いた時、心が揺れた。でも、今なら冷静に言える。「あれは、選ばれた人の世界」なんだって。

Cryptokittiesで稼ぐ希望が打ち砕かれた瞬間

最初は爆発的に売れた。夢があった。

CryptoKitties(クリプトキティーズ)を初めて知ったとき、「これは革命だ!」って思ったんです。ゲームで猫を育てて売買するだけで、何十万、何百万円も稼げる。しかも、猫の可愛さとブロックチェーン技術が融合した次世代の資産運用っぽくて、当時の自分はもうウキウキでした。

事実、2017年のリリース直後は本当にバブルでした。希少性の高い猫が数十ETH、最高で600ETH(当時の価格で1700万円超)で売れたというニュースが飛び交ってて、「これは本気で稼げるチャンスかもしれん…」って、完全に心を奪われた。

CryptoKittiesは、当時のEthereumネットワーク全体の25%を占めるほどの熱狂を巻き起こしていて、間違いなく「ゲームで稼げる時代が来た」と思わせてくれる存在でした。実際、SNSでも「これだけで生計立ててます!」みたいな人が出てきて、希望が一気に膨らんだんですよね。

“ガス代”が猫より高くなった日

でも、そんな希望は思いのほか早く崩れ始めます。ブロックチェーンゲーム特有の問題、それが「ガス代(取引手数料)」の高騰です。特に当時のEthereumでは、トランザクションが集中すると手数料が跳ね上がって、1回の取引に100〜200ドルかかるのはザラでした。

猫1匹を繁殖させるのに数十ドル、売買にもまた数十ドル。え、待って?猫の価格より手数料のほうが高いやん。っていう状況が当たり前になって、まともに売買なんてできたもんじゃない。ブリーディングどころか、猫触るだけで財布がスッカラカンになる未来が見えてきました。

しかも、その高騰によってネットワークは遅延しまくり。「取引失敗」「猫が表示されない」「購入できない」ってトラブルが頻発してて、「あれ?これって本当に“稼げるゲーム”なの?」と疑問を感じるように。

つまり、CryptoKittiesは稼げるチャンスを提供した反面、その仕組み自体が一般プレイヤーにはハードモードすぎた。初期の希望が、ガス代という“見えない敵”にどんどん削られていったわけです。

価値暴落、転売できず、ただのデジタル猫に

そして決定的だったのが、「猫の価値の暴落」。一時期はNFT猫がステータスだったのに、供給が増えて市場が飽和した途端、価格は急降下。かつて数十ETHで売れた猫も、数ドルでしか売れなくなって、完全に“投機対象”としての魅力を失いました。

しかも、多くのプレイヤーが同時に「売りたい」となったため、市場は一気に崩壊。誰も買わない、でも売りたい、けどガス代が高いから売るだけで損する。という、出口のない蟻地獄みたいな状況に。

それでもまだ、「いつかまた価値が上がるはず」と信じて猫を持ち続けていた人たちもいたんです。でも、僕は冷静に「これはゲームの皮を被った投機商品だったな」と気づいて、完全に手を引きました。

CryptoKittiesは、「稼げるゲーム」としての顔を持ちながら、実は一部の人しか得しない構造の“期待先行型プロジェクト”だったんです。まさに、夢を見た分だけ現実が痛いパターン。あの時感じた挫折感、今も忘れられません。

共通するのは「一握りの勝者」と「大量の敗者」

希望を燃料に走り続けた人の末路

プロゲーマーもCryptokittiesも、「稼げる世界」に見えるからこそ、そこに希望を抱いて飛び込む人が後を絶ちません。実際、僕もその一人でした。やったことはないけど、必死で情報を調べて、成功者の声を読んで、「もしかしたら自分にもチャンスがあるかも」って夢見てました。

でも、時間が経つにつれてわかってくるんです。「あれ?これって“希望”というより“罠”だったんじゃ…?」と。希望を燃料にして走り出したはいいけど、進んでみた先は“稼げない現実”の山だった。負けた人たちは声を上げずに静かに去っていくから、SNSでは成功者のキラキラだけが残る。それがまた次の挑戦者を呼ぶというループ。

希望って、強力な燃料なんです。とくに、現状に不満や不安を抱えている人ほど、夢を追いたくなる。でも、その燃料は“質”が悪いと、途中でエンストする。プロゲーマーの世界も、Cryptokittiesのブロックチェーンゲームも、そんな燃料で動いてたから、途中で止まる人が後を絶たないんだと思います。

勝てるのは、先にいた人か、資金力のある人だけ

調べていて強く感じたのは、プロゲーマーでもCryptoKittiesでも、「勝ってる人」は最初にスタートしてるか、そもそも“持ってる”人だってこと。早く始めて情報を握った人、スポンサーを取れた人、ガス代を気にせず猫を買いまくれた人。そういう“先行者”や“資金力”がある層が、圧倒的に有利だった。

逆に言うと、僕みたいに「後から知って、今から何とか稼げないかな?」みたいな人は、基本的にもう“カモ”。後発組が同じルールで勝つのは不可能に近い。しかもCryptoKittiesみたいな投機ゲームでは、仕組みを作った側が一番儲かってるわけで、「プレイヤー同士で戦ってるようで、実は養分にされてる」という構造がある。

プロゲーマーも結局は「業界の構造」によって勝者が決まってる。強くなるのが遅かったり、地方に住んでてチームに入れなかったり、ちょっとした“条件の差”で勝ち負けが分かれるんです。これって、冷静に考えると、けっこうエグい。

情報はあった。でも、見てなかっただけ

今だから思います。「いや、最初から稼げないって書いてあるやん」って。プロゲーマーの収入格差とか、CryptoKittiesのガス代とか、ちゃんと調べたら出てくる情報ばっかり。でも当時の僕は、それを見ようとしなかった。「もしかしたら、自分なら勝てるかも」っていう甘い期待が、真実を見えなくしてたんですよね。

これ、すごく怖いことだと思う。情報が足りなかったんじゃない。“見たくない現実”をスルーして、自分の中の希望だけを膨らませてた。まるで、都合のいい未来だけを信じて前に進むゾンビみたいな感覚。そういう人、たぶん僕だけじゃないはず。

だからこそ、今この記事を読んでるあなたには伝えたい。情報はちゃんとある。勝ちやすい人と勝ちにくい人の差も、ルールも、バイアスも、みんな最初から存在してる。でも、それを「自分には関係ない」って思い込み始めたとき、人生は横滑りしていくんです。

なぜ僕たちは“うまくいかない選択肢”を信じてしまうのか

調べるほどワクワクした「勝てそうな未来」

プロゲーマーになれば好きなゲームで稼げる。CryptoKittiesをやれば可愛い猫で不労所得が手に入る。そういう“うまくいきそうな選択肢”を見つけたとき、僕の心は完全に踊ってました。現実は苦しいし、将来は不安。だからこそ「これかもしれない!」って飛びつきたくなったんです。

ネットには稼げた人の体験談が山ほど転がってるし、SNSを見れば成功してる風の人たちが堂々と「誰でもできる」「今がチャンス」って言ってる。だから調べれば調べるほど、“勝てそうな未来”にワクワクして、気づけばその世界のことばかり考えるようになってました。

でもその時点で、もうすでに“希望バイアス”にやられてたんですよね。現実的なリスクや、勝ち続ける難しさ、ガス代の高さや収益の低さ……そういう都合の悪い情報は、目に入らなくなってました。「稼げる選択肢」に見えるものほど、実は落とし穴がでかい。それが後になってわかってきたことです。

動き出してから気づく「違和感」と「後悔」

実際に動こうとした時、いろんな“違和感”がじわじわ出てくるんです。プロゲーマーを目指すには、1日何時間もプレイして、精神も肉体も追い込まなきゃいけない。CryptoKittiesで稼ぐには、ガス代や売買のタイミング、相場感覚を常にチェックしなきゃいけない。……え、これって本当に「好きなことをして自由に稼ぐ」世界?

でも人間って、一度動き出しちゃうと止まれないんですよね。「せっかくここまで調べたし」「もうちょっと頑張れば稼げるかも」って、違和感を抱えたまま前に進んでしまう。そしてある時ふと、「これ、自分には無理かも」って現実に直面して、一気に冷める。

僕自身も、調べまくって、ブログ記事読みまくって、手を出す寸前まで行って、ようやく気づいたんです。「あ、これ、俺が求めてたものじゃないわ」って。でも、その時にはもうかなりの時間とエネルギーを使ってました。後悔、めっちゃしました。

それでも挑んだ自分は、間違ってなかった

でもね、今振り返って思うんです。あの時、CryptoKittiesでもプロゲーマーでも、「稼げるかも」って思って本気で調べて、本気で考えて、本気でワクワクしてた自分。あれは決して間違ってなかったなって。

挑戦しようとしたからこそ、見えたことがたくさんあるんですよ。「人はなぜ稼げない道を選ぶのか」「希望って何を見せてくるのか」「なぜ現実は甘くないのか」。全部、体感としてわかった。だから今は、ただ“やらなくてよかった”じゃなくて、“あの過程があったからこそ、今がある”って思えてます。

たとえ挫折の一歩手前で止まったとしても、それは「選ばなかった勇気」だったかもしれない。今、同じように稼げる何かを探して、ネットの海をさまよってる人に伝えたい。選択肢は、外じゃなくて、自分の中にある。「しっくりくる」って感覚を、大事にしてほしいです。

挫折するのは、意志が弱いからじゃない。

古い燃料(承認欲求・一発逆転)では、続かない

「また続かなかった…」「どうしても途中でやめてしまう…」そんな自分に対して、「俺って意志が弱いんだな」って、何度も落ち込んだことがあります。プロゲーマーの世界も、CryptoKittiesみたいな投機ゲームも、結局“稼げなかった”時、自分を責めるしかなかったんです。

でも最近、ようやく気づいたことがあります。それは、意志が弱かったんじゃなくて、“燃料”がズレてたんだってこと。僕がその時動いてた理由って、「稼げたらすごいって思われたい」とか、「何者かになりたい」とか、つまりは承認欲求や一発逆転願望みたいな“古い燃料”だったんです。

この燃料って、スタートダッシュは効くけど、長くは持たない。だって、結果が出なければ即ガス欠。自分の内側から湧いてくるものじゃないから、苦しくなるとすぐ止まっちゃう。CryptoKittiesで「もう無理」となった時も、プロゲーマーの現実を見て諦めた時も、その燃料が尽きてたんですよね。

しっくりくる燃料(好奇心・納得感)への切り替え

じゃあ、どんな燃料なら続くのか? それが、「しっくりくる」とか「なんか楽しい」とか、「納得できる」って感覚です。つまり、自分の中にちゃんと“YES”がある状態。好奇心や納得感って、他人からもらうもんじゃなくて、自分の中から生まれてくる。

例えば僕は今、こうして発信をしてるけど、それって「これで稼げたらカッコいい」じゃなくて、「こういう話をしたかった」「こういう自分でいたかった」って気持ちから来てるんです。だから続くし、しんどくてもやめたくならない。

ビジネスも同じで、「このやり方が稼げるらしい」じゃなくて、「このやり方なら自分にしっくりくる」って感覚があると、行動の質が変わる。ガス代に振り回されるゲームや、勝てない競争よりも、自分の納得から動ける道を選んだ方が、長い目で見て絶対にいい。

ビジネスも同じ。「自分の土俵」で勝てばいい

プロゲーマーもCryptoKittiesも、結局は「誰かが作った土俵」での勝負なんですよね。しかも、その土俵ってだいたい“勝者が決まってる構造”だったりするから、後発組や資金のない人は不利。そりゃ、稼げないし、挫折もするよって話。

でも、ビジネスって実は「自分で土俵を作れる」世界なんです。どんなテーマで、どんな届け方で、誰に何を伝えるか。全部、自分で決めていい。だからこそ、「勝ち方」も自分でデザインできるし、「挫折しない仕組み」も作れる。

僕は今まで、いろんな“人の土俵”で負けてきました。プロゲーマーも、仮想通貨も、情報商材も。でもだからこそ、「もう自分の土俵でやるしかない」って腹をくくれた。しっくりくる形で、納得しながら進めば、たとえ結果がすぐ出なくても、挫折にはならないんです。

だからこそ、「稼げない=意志が弱い」って責めなくていい。むしろ、その“古い燃料”から降りることが、あなたの再スタートの合図かもしれません。

「勝てるかも」という幻想の外に、あなたの可能性はある

プロゲーマーにも、CryptoKittiesにもなれなくていい

これまで書いてきたように、プロゲーマーもCryptoKittiesも、「勝てるかもしれない」と思わせてくる世界です。でも、その“かもしれない”に人生を預けてしまうと、気づいた頃には時間もお金も、自信すらも失っていることがあります。僕がそうでした。

でも、今ははっきり言えます。プロゲーマーになれなくても、CryptoKittiesで稼げなくても、別にそれでいい。だって、その世界は「自分の土俵」じゃなかったんだから。無理に合わせて挑んでも、しんどいだけなんです。

あなたにもきっと、「やってみたけど、うまくいかなかったこと」があるはず。でもそれは、“ダメだった”んじゃなくて、“そこじゃなかった”だけ。勝てる土俵を間違えただけなんです。僕もたくさん間違えて、ようやくここにたどり着きました。

“好き”と“納得”で動ける場所が、必ずある

今だからこそ、自信を持って言えます。人は、「好き」と「納得」が重なったとき、めちゃくちゃ強くなれる。逆に、「義務感」と「違和感」で動いてるときは、どんなにノウハウがあっても、全然うまくいかない。

僕が発信を始めたのも、「これならしっくりくる」「こういう話なら誰かに伝えたい」って思えたからです。最初は全然稼げなかったけど、不思議とやめたくはならなかった。むしろ、続けることが苦じゃなかった。それって、心の燃料がちゃんと“自分の本心”から来てたからだと思います。

ビジネスでもSNSでも、結局一番大事なのは「自分に合ったやり方」。外の誰かの成功パターンじゃなく、自分の中にある「納得感」があるものを選ぶ。そうすれば、続くし、挫折しても立ち上がれる。それが本当の意味で「勝てるビジネス」なんだと、今なら思います。

他人の勝ち方じゃなく、自分の勝ち方を見つけよう

僕たちはつい、「あの人みたいになりたい」とか「このやり方なら稼げるかも」って思っちゃいます。プロゲーマーにしても、CryptoKittiesにしても、成功者の話は魅力的で、希望をくれるように見える。でも、その希望は、誰かのストーリーであって、自分の未来とは限らない。

だからこそ、他人の勝ち方じゃなく、「自分の勝ち方」を探してほしい。どんな働き方がしっくりくるか、どんな人に価値を届けたいのか、どんな言葉なら自然に出てくるのか。そこに目を向けた時、本当に意味のある道が見えてくる。

僕はようやく、それに気づけました。だから今、こうして書いています。もし今あなたが、「稼げない」「うまくいかない」って悩んでいるなら、それはあなたがダメなんじゃない。その方法が、あなたに合ってなかっただけなんです。

可能性は、いつだって“外”じゃなく“自分の中”にある。それに気づいた人から、新しい道が開けていく。僕はそう信じてます。

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